|
まりさんのブログにサイモン&ガーファンクルの記事が掲載されて、それを読んでいるうちに1つの曲を思い出しました。 彼らの呼び方にはいろいろあってサイモンとガーファンクル(僕らのような古い世代)、サイモン&ガーファンクル(少し若い世代)、S&G(ちょっときどって)などがありますが、ここでは短いS&Gで通します。 クリスマスまであとわずか。 久しぶりに「7時のニュース/きよしこの夜」が聞きたくなって古いCDを探しました。 Parsley,Sage,Rosemary and Thyme/Simon and garfunkel 1. Scarborough Fair/Canticle(スカボロー・フェア) 2. Patterns(パターン) 3. Cloudy(クラウディ) 4. Homeward bound(早く家へ帰りたい) 5. The big bright green pleasure machine(ピレジャー・マシン) 6. The 59th Street bridge song(59番街橋の歌) 7. The dangling conversation(夢の中の世界) 8. Flowers never bend with the rainfall(雨に負けぬ花) 9. A simple desultory philippic(簡単で散漫な演説) 10. For Emily, whenever I may find her(エミリー・エミリー) 11. A poem on the underground wall(地下鉄の壁の詩) 12. 7 o'clock news/Silent night(7時のニュース/きよしこの夜) S&Gの曲はどれも美しいメロディと詩で出来ています。 英語の分からない僕らは日本語に翻訳された詩でしか内容が分からないのですが、どの曲も実にすばらしい詩の内容です。 ここでは最後の曲「7時のニュース/きよしこの夜」の訳詞を紹介します。 ・・・上院議会での議題は公民権法案に関する宅地解放の問題でした。この法案に対して伝統的に反対を唱えているグループの結束は固く、大半の擁護者は支持票を失っています。ジョンソン大統領は基本的には、あらゆる種類の宅地差別に禁止令を提案していますが、この問題で最初から勝ち目はなく、議会の空気もそれを反映しています。そのため妥協策が司法議会で検討されました。 ・・・ロスアンゼルスでコメディアンのレニー・ブルースが亡くなりました。死因は睡眠薬の飲み過ぎによるものと思われます。42才でした。 ・・・マーチン・ルーサー・キング牧師は日曜日に予定されているシカゴ郊外のシセロでの住宅開放のデモ行進を中止するつもりはないと語りました。行政区を管轄する地方警察のリチャード・オグルビー警部は、デモが行われる場合は州兵の出動を要請するつもりだと語りました。 ・・・シカゴで9人の看護婦を殺害した罪で起訴されているリチャード・スペックの第1回目の公判が大陪審で開かれました。9人の看護婦はシカゴのアパートで刺し殺されたり締め殺されているところを発見されました。 ・・・ワシントンでは、反米活動に関する議会の予備会議で、討論がベトナム反戦運動に移るにつれ緊張した空気が流れ始めています。傍聴していたデモの参加者達は反戦スローガンを叫んだため、強制的に排除されました。 ・・・ニューヨークで開催された海外派兵戦士の集会で、ニクソンはこの国に於ける反戦活動はアメリカ合衆国に最大の不利益をもたらす凶器であると演説しました。 ・・・7時のニュースでした。グッドナイト S&Gが歌う「きよしこの夜」のバック(右サイド)で淡々とニュースを読み上げています。 映画にもなったことのあるコメディアン、レニー・ブルースの死がつたえられているので、これらのニュース内容は1966年(アルバム制作年も同年)の出来事と思われます。 「きよしこの夜」のバックに流れているニュースは実際の出来事(レニーの死は8月)とは時差があり、このニュースはS&Gが実際の事件を元に曲に合わせて作り上げた物ではないのでしょうか。 ケネディが提案した公民権法(人種差別が終わるきっかけになった法立)が制定された後のごたごたからベトナム反戦運動などが読み上げられています。 これだけの内容のニュースが曲の長さと一致していることがすごいですね。 決して過激な表現を用いないで当時の社会を批判したS&Gのすごさがそこここに伝わってくるアルバムです。 このアルバムはデジタルリマスターされたものが再発されているようなので、買うときはそちらの方がいいと思います。古いアルバムはあまり音がいいとはいえません。 また少々値段が高くても国内盤の方が詩の対訳があるのでお勧めです。 詩を読むと彼らの音楽のすばらしさの一端が分かると思います。 |
| << 前記事(2007/12/20) | トップへ | 後記事(2007/12/24)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
私の記事で 思い出していただき ありがとうございます。 |
まり 2007/12/22 20:20 |
S&Gは中学生のころに聴きまくりました。 |
波野井露楠 2007/12/24 21:30 |
まりさん |
ひぐらし 2007/12/24 22:38 |
波野井さん |
ひぐらし 2007/12/24 22:43 |
| << 前記事(2007/12/20) | トップへ | 後記事(2007/12/24)>> |