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zoom RSS 男性(ギタリスト)のためのジェルネイル/爪の補強

<<   作成日時 : 2011/03/02 20:59   >>

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クラシックギターやフラメンコギターを弾く場合、どうしても右手の爪を酷使することになり、爪が割れることがあります。 というか、ほとんどの人は爪を割った経験があると思います。
そうなると、爪が生えそろうまでギターを弾くことが出来なくなってしまうのです。

クラシックギターでは爪を使わない奏法もあるので、爪が伸びるまでは指頭奏法で古い時代の曲を練習することも出来ますが、フラメンコギターは奏法上爪が絶対不可欠なので、フラメンコギター奏者の間では昔から爪を補強することが一般的となっていたようです。

最近ではプロアマ問わず、広く演奏者の間で爪を補強することが一般的になってきました。
その補強方法にもいろいろな方法があって迷うほどです。

1,マニキュア。
この方法はほとんど気休め程度で爪の補強には役立たないようです。

2.アロンアルファ。
フラメンコギター奏者がよくやっている方法です。
ネットを検索すると、この方法で問題が有る人と無い人とがいました。
問題が無いという人は爪の全面に塗らず、先端半分位に塗っているようです。 そうすると4〜5日で剥がれてしまい爪にダメージがないようです。
問題があるという人は、爪の全面に塗り、一部が皮膚についてしまう問題とアロンアルファを剥がした後、爪に異常が起きているという2つの問題がありました。
それにしても4〜5日で剥がれるので、そのたびに塗り直さなければならず、個人的にはちょっと面倒と思いました。

3.アクリルスカルプチャー。(この後のジェルネイル等も全てスカルプチャーの一種ですが)
アクリルパウダーをアクリルリキッドで固める方法で、非常に堅い爪が出来上がるため利用しているギタリストも多いようです。
コストもあまりかからず、手順も簡単で、自爪より長く仕上げることが可能です。
欠点は、堅いため自爪に違和感があることと、爪が伸びてくると浮き上がることがある。 ネイル除去にアセトンを使用するので、爪や皮膚に悪影響がある。 爪が伸びると爪との間に段差が生じて見た目が悪くなる。
音質が堅くなってしまうことで、あまり堅い音が好みでない(ぼくもそうです)人には向かないようです。

4.グラスネイル
3のアクリルスカルプチャーとほぼ同じ内容で、利用しているギタリストも多い。 アクリルスカルプチャーより仕上がりが綺麗(やりかたでは両方とも差は無い)。 ネイルオフにアセトンを使用しないため、爪にやさしい。
欠点はコストが高く、市販品が少ない。
グラスネイルもアクリルスカルプチャーと同じく音質が堅くなるようです。

5.ジェルネイル(ハード)
アクリル樹脂のジェルを爪に乗せて、紫外線で硬化させる。 アクリルスカルプチャー同様の堅さになる。
長所短所もほぼアクリルスカルプチャーと同様ですが、ネイルオフは樹脂を削り落とすため、素人が行うにはちょっと難しい面があり、ネイルサロンなどに行かなければならない。

6.ジェルネイル(ソフト=ソークオフ)
ハードジェルと同じだが、アセトンでネイルオフ出来る。
爪と同じ堅さなので、着けている違和感が少なく、薄利もしにくいため長く持ち、衛生上も安全。 コストがそこそこ安い。 杖が伸びても段差が目立たない(クリアーに限るが)
欠点は自爪より長くは出来ない。 強度が他の方法に比べるとやや落ちる。 アセトンを使うため爪や皮膚に悪影響がある。
音質は3〜5に比べると柔らかく、自爪で弾く音とほぼ同様です。 (これらの音質の違いはホームページの比較音源を元にしています)

これらを検討した結果、爪に違和感が少なく自分で出来て費用もあまりかからない、ソフトジェル(ソークオフジェル)をすることにしました。


前回、ソフトジェルネイルを始めたということについて書きましたが、今回は実際の方法についての説明です。
全く初心者の体験談なので、そのつもりで読んで下さい。
かなりいい加減なやり方なので、おかしな所もあると思います。 詳しい方のご指摘をお待ちしています。


こんな風に仕上がります。
ジェル後3週間の状態です。 爪が伸びて根元から数ミリほどジェルが乗っていないですが、自然な光沢なのでほとんど分からないと思います。

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使用したのは「グルービーネイル」のネット販売「初めてキット」で、標準のUVランプをLED-UVランプに変更しました。

画像



ジェルネイルを硬化させるライトについてです。
硬化させるジェルによって、紫外線(UV)を使ったライトと可視光線を使ったライトの2種類があります。 さらにUVも波長によっていくつかに分けられます。

波長について 単位 nm(ナノメートル)

可視光線 380〜760(400〜800)
紫外線 1.UV-A 320〜380(315〜400) 肌が黒くなる日焼け(メラニン色素)の原因
紫外線 2.UV-B 280〜320(280〜315) 肌が赤くなる日焼けの原因 皮膚がんなどの危険あり 
紫外線 3.UV-C 200〜280(200〜280) 自然界にはない。 消毒用
*分類方法がいくつもあったので、カッコ内に別の分類方法も表示しました。


ジェルネイルを硬化させるライトの種類によってはジェルが硬化しない場合もあるので、使用するライトは慎重に選ぶ必要があります。

ジェルネイルを硬化させるライトには蛍光灯を使った物とLEDを使った物があります。

1.蛍光灯を使ったUVライト(波長 360〜370nm前後)
安価で普及しているが、ライトの定期的な交換が必要 

2.LEDを使ったUVライト
波長が360nm前後の商品と380nm前後の商品がある。
380nm前後の製品はUVライトよりは若干高価。 360nm前後の製品は高価。

4.LEDを使った可視光線ライト(400nm以上)
主に業務用のためで一般的でなくかなり高価。 可視光線のため皮膚に与える影響がない。


蛍光灯を使用したUVライトの特徴

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・UV波長の幅が広いため、多くのジェルに対応出来ます。 ただし、可視光線対応のジェルは硬化しません。
・一般の蛍光灯と同様で、定期的に交換をする必要があります。
・LEDに比べ消費電力が多い。 といってもわずかなものなのであまり気にする必要はないと思います。
・LEDに比べると時間が多くかかります。 380nmのLEDが20〜40秒で硬化するのに比べ、1分から3分くらいかかります。
・長時間使用すると皮膚が黒ずむことがあります。 これはLED−UVライトも同じ。
・UV-A紫外線のため日焼けしないはずなのですが、実際にはUV-Bの紫外線までも発生している製品があり日焼けをすることがあります。


LED−UVライト(一般的な安価な製品)、今回購入した製品です。

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下から見たところです。 LEDがいっぱい並んでいます。

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・380nm前後の波長のため、360nmで最も硬化が進むジェルでは硬化しない場合があります。 可視光線対応のジェルは硬化するようです。
・LEDの特徴として光の直進性があり光が回り込まないため、そのことも念頭に入れておいた方が良いかも知れません。 指全体に光りが当たるように加減をした方が良いかも知れません。
・硬化時間が短いことと、波長がUVライトよりも若干長いため、皮膚が黒ずむ心配はUVランプより若干少ないです。


キットに含まれてはいないが必要に応じて用意した方がよいもの

プライマー・・・殺菌とネイルの剥離を防ぐ。 酸が強いので皮膚に触れると火傷のような症状になることがあるようなので、使用に当たっては充分注意する必要があります。
カラージェル・・・色つきのジェルです。 必ずアンダーコート(クリアー)をしてから塗ります。 最後にはトップコート(クリアー)も必ずします。 男性が使用することはあまりないでしょう。
キューティクルオイル・・・ネイル終了後周りの皮膚のコンディションを整える。 皮膚の厚い男性には無用かと。
ウッドスティック・・・ジェルのはみ出しを修正したり、ジェルを混ぜたり色々使います。 


実際にやってみました。

人指し指から小指までは既にネイルをしていたので、写真撮影のために、塗る予定がなかった親指にネイルをしてみました。

人指し指から小指までは同時に硬化することが出来ますが、親指は指の向きが違うため他の指とは別に作業して下さい。


1.手を石けんで良く洗う。
基本的なことですが、これを怠ると後々爪にカビが生えたりすることがあるようです。

ネイルを塗る前の状態です。

画像


2.爪の表面をネイルファイル(220番)で軽く傷をつける。
ネイルののりを良くするための作業です。 あまり強くこすりすぎないように注意が必要です。
爪の左右のカーブしたところや先端には180番を使った方がネイルが剥がれにくくなると言われていますが、ぼくは220番でしたが、ネイルの薄利は今のところありません。

画像

この作業を手抜くと薄利が起きやすいです。
白くなったところはティッシュなどで拭き取ってから次の作業に入る。

3.爪にプライマーを塗る。
ネイルの薄利防止と殺菌をかねてプライマーを塗ると良いようですが、2できちんと傷をつけていれば特に必要はないと思います。
ただ、爪の殺菌はした方が良いので、消毒用アルコール(70%エタノール)等で爪を消毒します。 我が家には消毒用アルコールがなかったので、台所にあった「キッチン用アルコール除菌スプレー」で消毒をしました。
消毒したあとは自然乾燥させ爪には絶対に触れないこと。

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注意書きには「用途以外には使用しない」と書いてあるので、使用に当たっては自己責任でお願いします。

4.アンダーコートを塗る
クリアーコートをアンダーコート代わりに塗りました。
なるべく薄く塗ることがコツです。 ほんのわずか筆にとって塗ります。
必ず一定方向にサッと塗り、途中で筆を止めたり、一度塗った所を何度も塗り直さないこと。

ここから先の硬化時間は使用する材料によって異なるので、参考までとして下さい。
ここでの時間はネイルキットに入っていたクリアジェルの硬化時間です。
使用したライトにはタイマーがついていなかったので、目覚まし時計をそばに置いて時間を確認しました。

5.1本の指に塗るごとに10秒ほどライトに当てて仮硬化をします(人指し指から小指までを同時硬化する時に行います)。
この作業はジェルが指に流れるのを防ぐためなので、省いても大丈夫だとは思うのですが、一応説明通りやった方が安全だと思います。
親指1本だけの場合は、当然この作業は不要で本硬化の時間を10秒延ばせば良いです。

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6.仮硬化が終わったら40〜50秒ライトに当てて本硬化を行います。
この時間では表面が完全に硬化していませんが、そのまま次の作業に移ります。
親指は他の指と向きが違うので、他の指とは別に単独で行って下さい。

4〜6を必要な回数行います。
爪の補強のためにはこの作業を数回行います。

7.オーバーコートを塗る。
今回はクリアージェルだけだったので、特にオーバーコートは塗りませんでした。
光沢を強く出したい場合や、ジェルを少し強化したい場合はセミハードのオーバーコートを塗ると良いと思います。

硬化が終わった状態です。

画像

   
8.ウッドスティックではみ出したジェルを取り除く。
ウッドスティックがなかったので、割り箸の先を削って利用しました。 爪楊枝でも出来そうですが、弱いので折れてせっかくのネイルに傷をつけることがあるので、爪楊枝ではやらないように。

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後で判ったのですが100円均一ショップで10本入りを売っていました。

9.ネイルコットンに「拭き取り剤」を浸み込ませて未硬化ジェルを拭き取る。
使用するコットンは毛羽立たない化粧用コットンを使います。 
指1本ごとにコットンの面を変え、一度使用した面は絶対に使わないこと。 ネイルの表面に汚れが付着してしまいます。

10.仕上がり状態を確かめ、塗りむらがあれば220番のファイルで塗りむらを滑らかに整える。
別にこの作業はしなくてもかまわないのですが、出来上がりの見栄えを良くするために、ここで調整します。

11.シャイナーで爪の表面を磨き上げる。

9〜11の写真はどれも7の写真と同様なので省略します。

これですべての作業は終了です。

ピッカピカの爪の出来上がりです。 って、女性の場合はこれで良いでしょうが男性の場合はちょっとまずいのでは。
爪が光り輝いている男性を世間の人はどう見るでしょうか?
おかしな趣味の人に見られないためには光沢を押さえた方がよいでしょう。

ということで、ここからは男性限定(別に女性がやっても良いのですが)のメニューです。

13.220番ファイルで軽く爪をこする。 軽く爪全体をこすって光沢をなくします。

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14.シャイナーで磨きます。

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少し光りますがネイルをしていない左指と比べても違和感はありません。


ただ、1週間もするといろいろな物に触れて爪に光が戻ってきます。 光り方が気になってきたら、また13と14の作業をすれば良いのです。 軽めにしないとせっかく硬化したネイルが薄くなってしまうので注意。


実際にジェルネイルを行った感想です。

ジェルの塗り方は、プラモデル等のスケールモデル制作で刷毛塗りをしたことがある人でしたら、その応用で出来るので特に難しくはないと思います。
ぼくも以前ルアーを作っていたことがあって、ほとんどそれと同じような感覚で出来ました。
むしろ、模型などを作ることをあまりしない女性の方がコツを覚えるまで大変かも知れません。

右手4本の指だけにネイルを塗るにしても、回数が多く硬化時間の短いLEDランプでも結構時間がかかるので、これが蛍光灯のUVランプだったら、本当に大変だと思います。
そういう意味で対応出来るジェルが限られていてもLEDライトにして良かったと思っています。

男性にとっては面倒でも、女性はこういう作業が楽しみなのでしょうね。

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補追(2012年8月)

長いことジェルネイルを繰り返していたところ、爪が薄く柔らかくなってしまいました。
ギターを弾くのには致命的な爪の状態だと思い、現在はジェルネイルを止め、ネイルグルーで爪を補強しています。

原因はジェルネイルを剥がす時のアセトン溶液とファイリングで爪を削る事が考えられます。

爪の補強のためにジェルネイルを塗る場合には、爪が伸びてきてもジェルを剥がさず上塗りすることで、爪の弱体化が防げるようです。
くれぐれも頻繁にジェルを塗り直すようなことはしないで下さい。







 

   

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。
記事、拝見させていただきました。
爪を簡単に補強できる、ジェルネイルって便利がいいですよね。
私も良く、補強目的でしてました。

あとは、自爪を健康に強化しようって意味で、
↓のブログで紹介しているサプリメントとハンドマッサージしてました(笑)
http://wayside-happiness.seesaa.net/
桜の小枝
2014/02/03 19:44
桜の小枝さん、はじめまして。

ブログ拝見しました。
ジェルネイルで爪を補強していたのですが、繰り返し行って自爪が弱くなってしまいました。
サプリやハンドクリームで爪のケアが出来るのですね。参考になりました。

ひぐらし
2014/02/05 23:13
剥離
ハクリ
2015/12/21 02:29

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