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zoom RSS ピアソラへのオマージュ/ギドン・クレーメル

<<   作成日時 : 2011/03/11 12:50   >>

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相変わらず花粉症に悩まされて気分が浮かないので、静かな音楽その2弾です。


前回紹介したヨーヨー・マのタンゴアルバムより1年早く、同じくクラシック演奏者によるタンゴのアルバムが発売されたのです。

ピアソラへのオマージュ/ギドン・クレーメル

画像


1. ミロンガ・アン・レ(Milonga En Re)
2. ヴァルダリート(Vardarito)
3. オブリビオン(Oblivion)
4. 鮫(Escualo)
5. タンゴの歴史 ~カフェ1930(Histoire Du Tango: Cafe 1930)
6. キンテートのためのコンチェルト(Concierto Para Quinteto)
7. 孤独(Soledad)
8. ブエノスアイレス午前零時(Buenos Aires Hora Cero)
9. 嫉妬(Celos)
10. エル・ソル・スエニョ :アストル・ピアソラへのオマージュ( El Sol Sueno:Hommage A Astor Piazzolla)
11. ル・グラン・タンゴ(Le Grand Tango)


クラシックの小品を聴いているかのような『ミロンガ・アン・レ』に、一瞬これがタンゴのアルバム? と思わせますが、その後はタンゴらしい曲が続きます。 


『オブリビオン』 まるで映画のワンシーンにでも出てきそうな曲です。
と思ったら、この曲はマルチェロ・マストロヤンニとクライディア・カルディナーレ主演の映画「ヘンリー四世(監督マルコ・ベロッキオ)」の主題曲とのこと。 

ギドン・クレーメルのライブ版オブリビオンの映像です。
とても良い映像ですが、埋め込み禁止なので次のURLをクリックしてYouTubeで見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=P7eHqj5nxoM&fmt=35

チェロ4重奏による演奏のオブリビオンです。 メロディの装飾音がちょっと気になりましたが(あくまで個人の主観ですが)、この演奏とても良いと思います。 



カフェ1930のライブ映像です。 個人的にはピアソラ作品中のベスト3に入る好きな曲です。
静かで落ち着いた中にもタンゴの持つ情熱と哀愁が感じられる曲です。

ギドン・クレーメルのバイオリンとバンドネオンの2重奏です。



アルバム中1曲だけピアソラの作品でない曲が含まれています。
「エル・ソル・スエニョ :アストル・ピアソラへのオマージュ」がその曲です。 それまでのタンゴという音楽を根底から塗り替えたピアソルに捧げた曲にしてはオーソドックスなタンゴになっているのが面白いです。
ピアソルも前衛的なタンゴばかりではなく、このようなオーソドックスなタンゴもいくつも残しているので、決して不自然ではありませんね。

アルバム収録の「エル・ソル・スエニョ」です。 音楽だけで映像はありません。
いかにもタンゴらしい演奏です。 



ヨーヨー・マとギドン・クレーメル、2枚のタンゴアルバムの違いを考えてみました。

ヨーヨー・マのチェロはどちらかというと男性の色気があるのに対して、ギドン・クレーメルのバイオリンからは女性の色気、というか情念が感じられます。
楽器特有の音色だけではなく、演奏そのものが男性的と女性的なのではないでしょうか。

ヨーヨー・マのタンゴはどちらかというとジャズファンにも聴いてもらいたいアルバムでしたが、ギドン・クレーメルのタンゴは、これはやはりクラシックファンが聴くタンゴアルバムではないでしょうか。

ヨーヨー・マはタンゴ楽団の一員に溶け込んだ演奏なのに対して、ギドン・クレーメルは自分の演奏の中にタンゴ楽団を組み入れたという感じで、やはりこのアルバムはクラシックの発展型と言っても良いのではないでしょうか。






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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ピアソラの大ファンです。
来る、6月22日(水)18時30分より浜離宮朝日ホールでは、ピアソラ五重奏団でピアニストを務めていた、パブロ・シーグレルの来日コンサートが約10年ぶりに実現するそうです。アディオス・ノニーノも演奏されるそうですよ。
http://www.latina.co.jp/pabloziegler/index.html
Grace
2011/05/27 00:25
Graseさん、初めまして。
貴重な情報をありがとうございます。
ピアソラの音楽はタンゴという狭いジャンルにとどまらず、ありとあらゆる音楽を吸収していってると思います。
日本のミュージシャンとのコラボレーションに期待が持てますね。
ぜひ行きたいです。 これから仲間を当たってみます。




ひぐらし
2011/05/27 12:29

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