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zoom RSS 風力発電で原発はいらなくなるかも

<<   作成日時 : 2011/04/08 17:54   >>

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最近非常に不快なことがある。
福島第1原発事故後の東京電力の対応だけれど、これらのことについてあれこれ言うことは止めにして、今後の発電について考えてみた。


風力発電に関する、ちょっと興味深い記事が見つかった。

エコレゾウェブの【田中優×小林武史 緊急会議(2) 「新しいエネルギーの未来」】です。

『東京電力が東京大学に委託して、犬吠埼に風力発電を建てたらどれだけ発電するかを調べたそうです。そうしたら出てきたデータが「東京電力がまかなっている電気が全部作れます」というものだった。犬吠埼の沖合だけで、だよ。
そうしたら東京電力は「そのデータは公表しないでください」と言った。』 という内容。
この記事を読んだ時は東電に対して激しい憤りを覚えた。
詳しくは本文を読んで下さい。

なんと!

犬吠埼で風力発電を行うと東電の電気が全てまかなえる!!
原発等という危険きわまりない物は必要ないではないか!

本当かな?

疑問が頭をよぎったので、この会談記事の信憑性を確かめるべく調べてみたけれど、東大のデータというのは見つからなかった。
ただ、風力発電に関する研究発表論文が見つかった。

山口 敦, 石原 孟, “メソスケールモデルと地理情報システムを利用した関東地方沿岸域における洋上風力エネルギー賦存量の評価”, 日本風工学会論文集, Vol. 32, No. 2, pp.63-75, (2007) .より引用

SUMMARY
Offshore wind climate along the coast of Kanto area was investigated by a mesoscale model and wind energy potential considering economical and social criteria was estimated by Geographical Information System (GIS). The prediction accuracy of the annual mean wind speed by the mesoscale model was 4.8%. The estimated wind climate shows that offshore Choshi, the annual mean wind speed is significantly higher than other area. Without considering any economical or social criteria, the total potential along the coast of Kanto area is 287TWh/year, which is almost equal to the annual supply of Tokyo Electric Power Company. If only the bottom mounted foundation is used, the potential varies from 0.21TWh/year to 7.98TWh/year depending on the scenario. On the other hand, when floating foundation is taken into consideration, the potential is 100.59TWh/year even for the most conservative scenario.

英語が分からないのでネット上の無料翻訳ソフトで分かった事の要約です。
『関東の地域の海岸に沿った総可能性は287TWh/年です。 それは東電の例年の供給とほとんど等しい。』 ということのようです。

論文の本文(日本語)を読むと、関東地方の沖合50キロに設置した場合、ということです。 上の会議記事の内容とは若干異なり、犬吠埼だけではなさそうで、三陸沿岸から伊豆半島までのようです。
この研究は陸上の風力発電ではなく、洋上の風力発電に関するもので、実際には漁業権や景観などの問題もあり、そのまま実現可能とは行かないかも知れない。
さらに広範囲にびっしりと風車を並べるのも現実的とは言えないので、何らかの工夫がいりそうだけれど、期待出来るのではないでしょうか。

論文の全文はPDFで入手可能なので、興味ある方は読んで下さい。

上の緊急会議では東京電力がデータを隠した。 とありますが、2011年1月7日の東京大学の発表「洋上風力発電システム実証研究」は、東電等の企業からなる「独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」によって平成22年度から洋上風力発電設備等の開発が始まる。 となっているので、隠しているわけではなさそうです。

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実際にはこんな風に海上にいっぱい風車が立ち並ぶんでしょうね。

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もっと他に風力発電に関する内容はないかと調べてみると。
他にも、上に紹介した会議の中でも言って入る、効率が良く低周波も発生しない風力発電装置「スパイラルマグナス」や、小型の「ジャイロミル型」のように設置場所が小さくてすむ装置などもあるようです。
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画像



風力発電の他にもソーラー発電もあり、個人負担を極力少なく各家庭の家の屋根にソーラーパネルを普及させる。 とかいろいろ方法はあると思うのです。
これらは原発の開発や運営にかけるお金で実現可能だと思うし、なにより安全なのが良いです。

こういう代替策を早急に実施することで、原発を必要としない電力供給が出来るようになるのではないかと思うのですが・・・・

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
どこの国かは失念しましたが、殆どの電力を
地熱発電でまかなっている国があるのです!
日本は火山国なのですから地熱発電にすれば
良いのではないでしょうか?

それとゴミの捨て場に困っているのですから、
毒性の排ガスが出ない様な構造を持った
蒸気タービンを作ればゴミ問題も解決するのですが
そう云う研究って日本は得意なのでは(^_-)-☆
ユニゾン
2011/04/11 20:28
ユニゾンさん、地熱発電もありましたね。
地熱発電は日本に合っているはずですが、随分前からやっているのにちっとも普及していないですね。 原子力発電の方がいろいろな人にとっておいしい思いが出来るからなのでしょうか。

ゴミ焼却による発電もやれば出来そうですね。
他にも、高速道路に埋め込み走る車の振動で発電するシステムも開発しているので、それら先端技術を駆使した発電システム(風力、地熱、太陽光、振動、他)を組み合わせて、原発に頼らない電力供給を考えてほしいですね。


 
ひぐらし
2011/04/12 12:40
日本に地熱発電所が普及しない理由は発電所建設で温泉の湧出に影響が出るかもしれない不安から温泉組合が反対したり、適した場所が国立公園内に多いため簡単に開発できないことによります。
とんこつ
2011/04/27 06:48
とんこつさん、返事が遅れてすみません。
確かに地熱発電を行う場所は温泉地だったり国立公園内だったりしますね。
発電所は方式にかかわらず景観を損ねるので、いろいろ問題があるようですが、なんとかこれらを両立させる方向は考えられないのでしょうか。
事故によるダメージの大きい原発は、出来るなら廃止してほしいです。

ひぐらし
2011/05/06 12:57
洋上風力は日本の全電力をまかなうことができると言われています。ただ、漁業権の問題があり普及しないとのこと。しかし、漁協は国民の税金から莫大な補助を得ていることで成り立っています。それにもかかわらず国家的に必要な電力供給に協力しないのはおかしいので、今後は風力発電機の設置への協力を補助金交付の条件にすればいいのではないでしょうか。それか、漁業権を民間にも開放して漁協による独占をやめさせ、権益を削ぐことも考えられます。
ゆうたん
2011/05/14 19:39
ゆうたんさん、漁業権については確かに問題がありますね。
漁業者の立場もわかりますが、国民全体の生活に関わってくる問題なので、その辺を理解してほしいです。
ひぐらし
2011/05/18 18:34

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