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zoom RSS 古いデジカメを検証してみる/第1回:コダック(KODAK) DC3800

<<   作成日時 : 2014/02/23 19:53   >>

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捨てるに捨てられない古いデジタルカメラ(以後デジカメ)が数台、我が家にあります。
新しいデジカメを買うと古いデジカメは人にあげたりしましたが、貰い手がなかったり、なんとなく手放せなかったデジカメです。

これら古いデジカメがどんなものだったのか、今でも使える性能なのか検証してみようと思いました。

第1回は『KODAK DC3800』です。

当時KODAKにはDC4800という3倍ズームの高機能デジカメがあり、その弟分(妹分の方が適切かな)として、機能を単純化して発売された機種です。

デジカメにシールがベタベタと貼ってあったので剥がそうかどうしようか迷ったのですが、使ったままの状態の方が良いと思い、あえて剥がしたり綺麗にしたりはしないことにしました。


正面 レンズがまるでおもちゃのように小さいです。 レンズ右上の小さな丸はビューファインダーの対物レンズです。
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ボディはアルミ合金製でしっかり作られています。


上面 スライド式の電源スイッチとシャッターボタンのみ。 単焦点レンズのためズームレバーなどはありません。
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電源スイッチは1度スライドすると電源オン、もう1度同じ方向にスライドすると電源OFFというもので、間違って電源が入ったりしないので便利です。


裏面 1,5インチの小さな液晶が時代を感じさせます。 上部にはビューファインダーの接眼部が。 昔は殆どのデジカメにビューファインダーが付いていたのですが、あまり使い物にならなかったのでいつの間にか無くなってしまいました。
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コントロールダイヤルとボタンが液晶上部と右のみというシンプルな背面。

液晶上部にあるボタンはセルフタイマーとストロボ。
液晶右中央のボタンは撮影時は液晶のオンオフ(ちなみに電源導入時は液晶オフ)、再生時はプリント指定と消去。
丸いボタンの上の細長いボタンは撮影時は2倍デジタルズームのオンオフ、下のボタンは液晶画面情報の切替。 再生時は上下ボタンでコマ送り。
コントロールダイヤルはマクロ、撮影、再生、設定。
たったこれだけの非常に簡単な操作部分ですが、機能的です。


電池 単3×2本、通常はニッケル水素電池などを使用します。
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記録媒体 少し前までのデジタル一眼などで使われていたCFカードです。
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仕様
1/1.75 CCD 有効画素210万画素
6.9ミリ(35ミリ換算33ミリ) F2.8(7群7枚) KODAK EKTANAR
原色フィルター ISO100
液晶 1.5インチ(白色バックライト TFT)
絞り f2.8/f8 プログラム
シャッター 1/2〜1/1000
連写 0.5枚/秒×5枚
ホワイトバランス オート
デジタルズーム 2倍
電池 単3×2
2000年発売 標準価格¥49,800

撮像素子は信じられないくらい大きいサイズのものを使用しています。
開放値もF2,8と明るく、レンズ構成もなかなか凝っているようで、おもちゃのようなカメラの割にはずいぶんとおごった仕様です。


実際に写してみました。 画像をクリックすると大きくなり、更にクリックすると原寸大になり、細かいところが分かると思います。

33ミリというやや広角なレンズで日常的に使いやすいです。
露出補正などなにもなく完全にカメラ任せなのですが、出来上がった画像はなかなか写真的な仕上がりだと思います。
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画素数が210万画素と少なく最近の基準からは程遠いため、解像度は悪いです。
木の葉や遠くの鉄塔など、細かいところはほとんど描写出来ていません。
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100%画像で見ると、画素数が少ないためグラウンドのカーブが終わった直線部分にギザギザのジャギーが出てしまっています。 他にも中央の照明灯にはモスキートノイズが出ていルのが分かります。 
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マクロの機能もあるにはあるのですが、あまり近寄ることは出来ません。
テレビのスピーカー部分に置いてある5センチ程度のおもちゃを写したものですが、この程度までしか近づけません。 蛍光灯下のあまり明るくない状態ですが自然な発色です。
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ちょっと面白いのは、この写真の右下に黄色の日付が入っていることです。 1年間違えて設定してしまいましたが、まるで昔のフィルムカメラの日付入り写真のようです。

現在のように画像データのプロパティで撮影日などを確認することが日常的でなく、写真をプリントすることを前提としているためにこのような機能があったのだと思います。

プリントに撮影日を入れるにはプリンタに付属のソフトで、印刷指定をすれば撮影日を写し込むことが可能なので、この機能は意味が無いとも言えます。
ただ、プリント指定で入れる日付に比べると、レトロな感じがしてなかなか捨てがたい機能ではないでしょうか。


DC3800はISOも100のみ、ズームは出来ない、手ブレ防止もない、動画撮影なんて考えてもいない、その上動作が鈍く電源を入れてからの立上りに5秒位かかり、撮影から再生の画面変更にも3秒以上かかる。 でも何も考えずにシャッターを押すだけで上のような写真が撮れるのです。

現在の機能満載のカメラに比べるとなんとも貧相でおっとりとしたカメラですが、どんなメカ音痴でもすぐに使いこなせる使い勝手の良さがあって、ちょっとしたスナップなどはこのカメラでも良いのではないかと思いました。
Lサイズ程度のプリントなら充分実用に耐えると思います。

もしノイズなどが気になるのなら、JTrimなどのフリーソフトで軽くノイズ除去を行うと消えて気にならなくなります。

中古カメラ店で1〜2千円位で買えると思いますので、見つけたら買ってみるのもいいのでは。
電源も単3だし、記録媒体もCFカードでまだ入手出来ます。


【コダック社はフィルムカメラを使っていた人にはエクタクロームやコダクロームなどでお馴染みの世界最大の米国フィルム会社でしたが、時代変化の対応が遅れ2012年に経営破綻しました。 時代に対応してフィルムからデジタルにシフトした富士とは対照的な結果になってしまいました。】




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