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zoom RSS ゼロスポーツの倒産/ベンチャー企業が育たない日本

<<   作成日時 : 2011/03/09 15:00   >>

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3月1日EVベンチャー企業のゼロスポーツが自己破産の発表をした記事が新聞に載っていた。

日本郵便から集配用EVとして1030台の受注をして、1月に20台、2月末に10台の計30台を今年度中に納入する予定だったが納入できず、納期に間に合わなかったということで日本郵便から契約解除を言い渡されたのが原因とのこと。

この記事を読んで2つの疑問が沸いてきた。

2ヶ月でたったの30台も納入出来ないような企業が1000台以上の受注をしたの?
日本郵便もたった30台が納期遅れになったからと言って全契約を破棄するの?

その後は新聞やテレビからは何の情報もないので、詳しいことが判らない。
どうにも腑に落ちないのでネットで調べてみたら次のような記事を見つけた。

「破産ゼロスポーツが郵便EVを納品できなかった本当の理由」

この記事を読んでなるほどと納得。
いろいろな悪条件が重なってしまったのだと言うことが分かった。

1.EVのベース車両がスバル『サンバー』だったということ。
以前から分かっていたのだが、この3月でサンバーは製造中止になり、4月からはダイハツ『ハイゼット』をOEM供給するため、今後は同じ車両が確保出来なくなった(今回受注分は確保済みとのことらしいが)。 

2.日本郵便のEV計画は3000台でそのうちの1/3が今回発注されたということ。
今回の1000台がサンバーでその後の2000台がハイゼットと、車種が変わってしまうこと。

3.フロントエンジンのハイゼットの方がEVに適していることがわかり、車種をハイゼットに変更しようとしたこと。
まだ納期前なのでサンバーをハイゼットに変更しようとしたのだが、そのためには民営化前の条件がそのまま継続されている「実証実験」を新車両で実施しなければならず、納期が大幅に遅れてしまったこと。

4.日本郵便が大幅な赤字になったこと。
出来れば費用がかかる配達車両のEV計画は、とりあえず中止にしたかった?(推測)


ゼロスポーツからみれば何とも間が悪く運がなかったことだったのだが、世界的に車のEV化が進んでいる中、こんな他愛のない理由でせっかくのベンチャーをつぶして良いものだろうか。
どうやらゼロスポーツの社員は別のベンチャー企業に再雇用できそうだが、それだけで解決とはいかないのではないか。

こんなことをしていると、ますます日本のベンチャーは萎縮して育たないし、誰も新しいことに手を出さなくなってしまい、世界から取り残されてしまうのではないだろうか。

日本郵便も、もう少し大局的に物を見て欲しかったと思う。
もし、日本郵便が民営化されていなかったらどうだったのだろう?

最近ちょっと気になったニュースでした。






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