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zoom RSS 『アルハンブラの思い出』/運指が異なる楽譜に戸惑う

<<   作成日時 : 2011/05/06 23:08   >>

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3月11日の地震の後、音楽を聴く意欲(?)が沸いてこないのです。 いったいどうした事なんでしょうか?
音楽を聴く事はなくても、昨年暮れから始めたギターだけは弾いています。
ただ、左手の「拇指CM変形性関節症」が悪化したようで、左手親指関節の痛みがひどくなってきました。
ギターを弾き始めてから少しずつ悪化していったようで、いまでは毎日弾くのは無理があり三日に一度がやっとです。


今年の初め、インターネットで『アルハンブラの思い出』の無料楽譜が見つかったのでダウンロードしました。
確か、昔使用した教則本の最後に載っていて一通り練習もしたのだけど、どこに行ったかどうしてもその教則本が見つからないのです。

昔の教則本では『タルレガ』作曲『アルハンブラの思い出』でしたが、
その後『タルレガ』が『タレガ』になり、最近は『アルハンブラの思い出』が『アランブラの思い出』と、よりスペイン語に忠実な表記になってきましたが、ここでは一般になじみ深い『アルハンブラの思い出』と表記しました。

これでやっとアルハンブラを弾く事が出来る!

と思って楽譜を追っていくと、なんだか変。
前半のイ短調(Am)では1弦トレモロはほとんど出てこないはずなのに、やたらと1弦トレモロが出てくる。
昔ぼくが練習した運指とは全く異なっていて、とても弾きにくい。

そんなわけで、その後楽譜を見る事もなくなっていたが、先日偶然ネットで見つけた楽譜が、よく見ると昔演奏した譜面とよく似ているようでした。


1小節目と2小節目は両方とも同じです。 おなじみの始まり方です。
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ここからは、初めに入手した楽譜(上段)と最近入試した楽譜(下段)の違いです。

4小節目の赤丸で囲んだ箇所ですが、上段の楽譜は「G」なのに対し下段の楽譜は「B」になっています。
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この音はそれまでの3声部が「E」で5小節目からの3声部が「G」なので、ここは5小節にかかる上段の楽譜の「G」が正しいように思います。


5小節目に入ると早速1弦トレモロが出てきます。
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6小節目
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7小節目
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上段の運指だとトレモロが1弦、2弦と変わり音質に統一性がなくなってしまっています。
さらに、セーハが3フレットと5フレットを行ったり来たりするのでとても弾きづらいです。

その点、一見面倒そうな下段の運指のほうが弾きやすくなっています。
ただ注意しなければならない事は、2声のE,D,C,D,Eと3声のGとが同じ3弦を使って弾くことです。
3弦を押さえたり離したりするわけなのですが、このときどうしても2声の音が途切れてしまいやすいのです。
E,B,C,D等を押さえた指を慎重に離してGを弾く必要があります。
実際に弾いてみるとどうと言う事もないのですが、こういう所に気を遣わない人もたまに見かけます。


さらに

13小節目
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14小節目
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15小節目
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16小節目
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この辺になると全く運指も違ってくるので、説明は省きます。
実際に弾いてみて、どちらが弾きやすいか、音の流れはどうか確認してみて下さい。


17小節目
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ここの運指はトレモロが1弦に移る下段の方より、2弦を使う上段の方が適切な気がします。
ただ、なぜここがで1弦を使ったのか、あれだけ2弦にこだわっていたのに、こんなに安易に1弦を使うのだろうか。 何らかの意図があったのではという疑問が残ります。
どちらの運指を選ぼうか迷っています。


最終楽章の赤丸で囲んだ部分ですが、音色としては5フレットセーハの上段の方が綺麗ですが、実際に弾いてみると次の音に繋げにくく意外に弾きづらいです。
弾きやすいのは下段の運指ですが、音色的に違和感を感じます。
「A」「E」と親指で弾くことと、1弦0フレットの「E」の次に2弦10フレットの「A」がくる所です。
下段の運指で、赤丸内のEは1弦解放でなく3弦9フレットを使うのはどうかと考え、上段の運指と迷っています。
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このように同じ譜面でも全く異なる運指の場合があります。 どちらが正しいというつもりはありませんが、いろいろな人の演奏を見ても初めに入手した楽譜の演奏をしている人は見られませんでした。
個人的には弾きやすい方を選べば良いと思うし、場合によってはもっと違う運指を考え出しても良いと思います。
ぼくの場合は後から入手した楽譜に若干変更を加えることにしました。

トレモロそのものはそれほど難しくないのですが、所々に出てくるトレモロ中の装飾音の処理が決まらない事が多いです。
さらに完全な演奏の場合、A(20小節)−A−B(16小節)−B−A−B−C(20小節)という、128小節もの間トレモロを続けなければならないという大変さ。
一般に演奏されているのは、A−A−B−B−C の92小節が多いようです。

この曲で難しいのは、流れるように滑らかなトレモロの技術と、速さや強弱の加減による表現力。 という2つの要素をいかにこなすかという事に尽きると思います。


珍しく128小節の完全演奏の動画がありました。

個人的にとても気に入った演奏の動画があるのですが、埋め込み禁止でした。
ナルシソ・イエペスの演奏はあの早さがどうしても好きになれず、ジョン・ウィリアムスは映像がいまいちでした。


最近、YouYubeの動画をブログに埋め込む方法が変わり、埋め込みタグがなくなってしまって、だいぶ苦労をしました。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
「ひぐらし」さん、ギターは弾かない方が良いのではないですか?
セーハは拇指に可也負担が掛かりますよ(^_-)-☆
普段の生活に支障が出る様になってしまったらギター処ではなくなってしまいます。
お身体をご自愛くださいませm(__)m
ユニゾン
2011/05/07 12:35
やっぱりギター弾かない方がいいんですかねえ。
私は手首痛いけどテニスやっちゃってます(^-^)/
あまり無理しないで下さいネ。
ちなみに僕は昔の譜面で弾いてます。
toshi
2011/05/07 18:30
ユニゾンさん、ご心配ありがとうございます。
確かにセーハの時はかなり親指が痛みます。 その時は親指を離すという、文字通りの離れ業を使っていますが、根本的な解決にはなっていません。

3年くらい前から痛みがひどい時はプラスチックの保持具を着けているので、今度この保持具を着けて弾いてみようと思います。

あまり無理をしてもいけないので、ギターはそこそこにしようと思っています。
ひぐらし
2011/05/09 17:59
toshiさん、親指の関節痛はギターを弾いている時はもちろん痛いですが、集中してると痛みも忘れてしまう時があるのです。 そのかわり、そういうときは何日も痛みが残ってしまいます。
手首が痛いのにテニスをする時は手首のサポーターを着けないのですか?

ぼくが後からダウンロードした譜面も昔見た譜面のようです。
やはり昔の譜面の運指の方が違和感ないですね。
 
ひぐらし
2011/05/10 09:51

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