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zoom RSS いろいろな『マリア・ルイサ』

<<   作成日時 : 2014/01/12 13:35   >>

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クラシック・ギターの曲に「マリア・ルイサ」という、初心者用の曲があります。

作者はサグレラス(フリオ・サルバドル・サグレラス:Julio Salvador Sagreras)という20世紀初頭に活躍したアルゼンチンのギタリスト、作曲家です。


今年に入って、サグレラスの『Tres Piezas Faciles(3つの簡単な作品)』という楽譜をネットから入手したのですが、その楽譜を見ると「A mi querida hermana Maria Luisa(私の愛する妹マリア・ルイサ」という副題がついていました。

1.Marcha(3月)
   マーチと訳している人もいますが、確かにリズムは2/4で、音楽用語のマーチと3月をかけているのかも知れないですがどうなんでしょうか。 スペイン語が分からないのでなんとも言えません。
2.Maria Luisa(マリア・ルイサ)
3.Nostalgia(ノスタルジア)

マリア・ルイサという曲はこの3曲の中の1つだったのですね。
市販の楽譜やギター教本などを見てもマリア・ルイサだけなので、独立した曲だとばかり思っていました。

どの曲も初心者用で、1.3はマリア・ルイサに比べると若干難しいかも知れないですが、マリア・ルイサが弾ける人なら問題はないと思います。

1.Marchaの動画を探したところ、日本の方の演奏があったのですがテンポが遅すぎる気がします。 もう一人の演奏もあったのですが、音が小さすぎました。 という訳でこの曲に関しては紹介出来るものがありません。

2.Nostalgiaの動画も少なく、上と同じ日本の方の演奏が良かったのですが、音が違っているところが(彼の解釈なのでしょうが)あったので、別の動画にしました。



ギター発表会などで、マリア・ルイサとノスタルジアを続けて弾くことで初心者用とは思えない演奏内容になると思います。 3曲を弾くという方法もありますが個人的には2曲のほうがいいのではないかと思います。


実際に3つの簡単な作品の中の「マリア・ルイサ」を弾いてみました。 こちらがオリジナルの楽譜のようで、よく知られている楽譜とは若干違っていました。

一般に使われている楽譜(以後スタンダードとします)と今回入手した楽譜(オリジナルとします)とで記譜の違いがあり、スタンダードは3声で書かれているのですが、オリジナルは2声となっています。
ネットから入手した楽譜は状態が悪く見にくいので、楽譜作成ソフトMuseScoreで作りなおしましたが、2声のままなので個人的にはちょっと違和感がありますが。

9小節目からの所(上がスタンダード、下がオリジナル)
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画像10,12小節のメロディが違っていて、スタンダードは2分音符の所、オリジナルは付点4分音符+8分音符となっています。

33小節Bメロからが違っています。
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上の続きです。 低音部の使い方が違っています。
画像

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44小節目から(スタンダードは2つに分かれています)最後まで。
画像
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上の所を変更するだけで、他の人とはちょっと違ったマリア・ルイサになるので、ぜひ試してみて下さい。

オリジナルの演奏をしている人がいました。 演奏がとても良いのですが動画の埋め込み禁止なのでサイトのみの紹介です。
http://www.youtube.com/watch?v=AjmR0Q7olBI 


もっと違った「マリア・ルイサ」を弾きたいという人のために、秋山公良氏の編曲によるマリア・ルイサです。


このアレンジの楽譜が無料で公開されていました。
ここです→「マリア・ルイサ(秋山公良編)」

スタンダードやオリジナルに比べると難しいですが、とても洒落た編曲なので、普通の「マリア・ルイサ」では物足りない、という人は楽譜をダウンロードして挑戦してみてください。



この人が「マリア・ルイサ」のモデル、マリア・ルイサ・アニード(アルゼンチン出身1907年〜1996年)です。
晩年の演奏がありました。 若干ミスがありますが年齢を感じさせない素晴らしい演奏です。

1982年キューバでの演奏です。



Aire Norteno:北の空気(自動翻訳の結果)
彼女自身の作品で、フォルクローレの素朴な感じがするとてもいい曲です。 モスクワでの演奏です。



マリア・ルイサ・アニードは何度か来日公演もされたようなので、実際に見られた方も多くいるのでしょう。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ひぐらしさん、明けましておめでとうございます。
マリア・ルイサが三部作の一つとは知りませんでした。
コンサートでは3曲続けて弾くと良いかもしれません。
Marchaというのは英語のマーチですね。
いわゆる行進曲でパレードの行進などもマルチャといいますよね。
toshi
2014/01/16 15:59
toshiさん、明けましておめでとうございます。

Marchaはマーチだったのですね。 グーグルの自動翻訳にかけたら「3月」とでてきたので、どちらが本当なのかな?と疑問でした。 これで演奏の速さも決められます。

マリア・ルイサ1曲だといかにも初心者という感じですが、3曲続けて弾くとなかなか良いです。
1曲目は行進曲で、2曲目はちょっと速く、3曲目はゆっくりと歌いあげるのが良いのではないかと思います。
ひぐらし
2014/01/17 12:41

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